インタビューガイドとは?作り方と使い方のコツを解説

作成日:
2021-07-13
更新日:
2021-08-10
インタビューガイドとは?作り方と使い方のコツを解説

市場や自社、競合を分析するために実施される調査の進行の骨組みとなるのがインタビューガイドです。インタビューは回答者の率直な意見を聞き出すことが目的ですが、インタビューガイドは得たい情報を引き出すためにシナリオや質問事項をそれをまとめたものを指します。

インタビューガイドとは

市場や自社、競合を分析するために実施される調査の進行の骨組みとなるのがインタビューガイドです。インタビューは回答者の率直な意見を聞き出すことが目的ですが、インタビューガイドは得たい情報を引き出すためにシナリオや質問事項をそれをまとめたものを指します。

インタビューガイドの作り方

インタビューガイドはインタビューの進行をサポートするものです。まず、インタビューで最も聞き出したい大論点を策定します。その後、これを導くための要素を分解し、質問内容を検討します。要素を網羅するために論点を抽出した上で、それらを構造化して時系列にまとめてリストに反映させます。インタビューの質問事項を洗い出してから帰納的に要素を絞り込む方法が紹介される場合もありますが、本来の論点からずれてしまう恐れがあります。

作成時のポイント

クローズドクエスチョンとオープンドクエスチョンを織り込む

質問の形式は、回答がYes/Noの二択となるクローズドクエスチョンとそうではないオープンドクエスチョンに二分されます。インタビューをする上で、用途に合わせて質問形式を使い分けられると良いでしょう。前者は前提確認や議題を狭める際に有効であるのに対し、後者は意見の幅出しをする際にに使われます。インタビューはオープンクエスチョンをベースに構成されますが、時と場合によってクローズドクエスチョンを使いこなせると密度の濃い調査になるでしょう。

ワンクエスチョンワンアンサーを徹底する

各質問で一つの答が得られるように設計しましょう。一つの問いを複雑にすると、回答者に質問内容を確実に伝えられなかったり、漏れなく回答を聴取できなくなるリスクがあります。

全体の流れを意識する

質問に集中しすぎるとインタビューの大枠を見失いがちです。しかし、回答者の緊張を解し信頼関係構築するイントロダクション、インタビューの本編となる主要部分、まとめをするエンディングといった、全体の流れを念頭に置きましょう。そうすることで、状況に応じてガイドに記載されていない質問をしても、インタビューの質を担保することができます。

インタビューガイドの使い方のコツ

インタビューガイドに囚われすぎない

インタビューガイドはあくまでインタビューの進行を補助するものです。忠実にインタビューガイドを再現しようとするあまり、不自然な会話により率直な回答が得られなかったり、深い示唆を得られなくなったりする恐れがあります。インタビューをする中で参加者の回答に気にかかる点があれば、インタビューガイドに盛り込まれていない質問をする必要があります。

雰囲気作りが肝心

回答者の純粋な意見を引き出すには、質問内容だけではなく環境も重要です。リラックスした雰囲気を作ることで、建前ではなく率直な考えを聞き出すことが可能です。インタビューの本題に入る前に、アイスブレイクの時間を設ける、回答内容を繰り返す、相槌を打ちながら傾聴するなどすることで安心感のある場を醸成できます。

回答に偏見をもたない

回答に対して質問者の主観が入ってしまうと、後続の質問をミスリードしてしまう恐れがあります。これを防ぐために、はどのようなバイアスがあるのかを把握し、回避に努めることが重要です。下記に、代表的な例を挙げます。

回答者によるバイアス

黙認バイアス
回答者がインタビューを早く終わらせるために回答を控える。

社会的欲求バイアス
世間体を保つために虚偽の回答をする。

習慣バイアス
似たような文言の質問に同様の回答をする。

設問順番バイアス
最初の質問を基準に後続の回答内容を決定する。

質問者によるバイアス

確証バイアス
質問者の都合に合わせて回答を解釈する。

誘導尋問バイアス
特定の回答を促すような質問をする。

以上のようなバイアスを踏まえ、発言内容を鵜呑みにしなよう注意する必要があります。質問者にとって、常に発言された回答の意図を汲むことが肝心です。

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