生成AIを活用したユーザー調査分析で、より高精度なインサイト抽出を実現
株式会社Quest Research(本社:東京都港区、代表取締役:南健太)は、生成AIを活用したインタビューサービス「qork(コルク)」に関する独自技術で特許を取得したことをお知らせします。
「リサーチャーのためのインタビューサービス」をコンセプトに開発されたqorkは、定性調査のあらゆる工程において業務負荷と所要時間を大幅に削減し、リサーチャーが調査の本質的な課題に向き合う時間を作ることで、持てる力を最大限に発揮できるよう設計されています。
qorkの活用によって、弊社リサーチャーによる定性調査(オンラインインタビュー)は短納期・高効率・高精度でのアウトプット創出を実現できており、クライアント企業様からも高い評価をいただいております。
本特許技術は、生成AIが定性調査(本インタビュー)の議事録を自動で読み込み、セグメントの整理を自動化し、チャット形式の指示に従って段階的に深掘り分析を行う仕組みに関するものです。
従来、インタビューの回答者(インタビュイー)の数が増えるほど分析の負荷が高くなり、その膨大な発話データを整理・比較して“示唆”を抽出するには、熟練リサーチャーによる多大な工数と時間が必要でした。
本特許技術を搭載したqorkのAI分析機能は、これらの課題を解決し、誰でも使いやすい形で調査分析ができる環境を実現。
ユーザー調査における定性データの価値を最大化し、より多くの企業が高精度な意思決定に活用できる基盤を築いてまいります。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
特許番号:特許第7667611号
発明の名称:プログラム
方法:情報処理装置
システム特許権者:株式会社Quest Research
出願番号:特願2024-206638
qorkの主な特長は、次のようなものです。各機能の実現には最新の生成AI技術(LLM ※大規模言語モデル)等を活用しており、弊社のベテランリサーチャーやマーケティングスペシャリストが実調査で利用した際の所感も、随時開発へと反映しております。
※現時点では、主に弊社リサーチャーがqorkを操作することで、クライアント企業様に定性調査サービスを提供しております。クライアント企業様の調査担当者によるqorkの直接利用については、現在は一部機能のみ解放しており、利用の拡大について検討中です。(2025年5月現在)
Quest Researchでは今後、クライアント企業様の調査ご担当者にもqorkをご利用いただける仕組みの検討などを含め、qorkをさらに頼もしい「リサーチャーの相棒」として開発してまいります。
qork公式ウェブサイト:https://qork.jp/product