セミエキスパートインタビュー

セミエキスパートインタビューとは

エキスパートインタビューとは、特定の業界や職種について勤務経験がある専門家・有識者に対してインタビューを実施する定性調査の一種です。経験やノウハウがないような市場に参入する際、業界の慣習や課題感覚、市場動向の感覚などが既に掴めている専門家に聞くことで、クイックに当該分野の全体感や機会、リスク、最新動向などを把握することができます。

特に、セミエキスパートインタビューとは特定企業の部門や役職を条件として対象をリクルーティングするのではなく、業界全体・職種全体を検索対象とすることでよりクイックに対象者を確保し仮説検証を行うことが可能です。特定企業の特定部門・役職に対してインタビューを行うことも可能ですが、出現率が低くなる可能性があります。エキスパートインタビューは主に1対1で行われ、時間は60-90分程度実施されます。エキスパートインタビューは専門家を対象にしたデプスインタビューと言ってもよいでしょう。

セミエキスパートインタビューを実施するメリット

メリットとしては、

  1. ある業界や職種のエキスパートに対して、クイックに仮説検証ができる
  2. 現場の生の声を聞くことで説得力のある事業の判断基準ができる
  3. 事業案に対するリサーチの時間を削減することができる

特に、既に経験がある専門家に聞くことでリサーチの時間を大幅に削減できる点はビジネスの意思決定を進めるうえで非常に重要です。自社の知見やノウハウがない領域においても質の高い情報をクイックに取得でき、事業の将来性や原案に対するフィードバックを得ることができます。

エキスパートインタビューのコツと注意点

短時間で最大限の情報を引き出す

専門家は多忙なケースが多いため、短時間で必要な情報を引き出す必要があります。事前にきちんと質問設計を行い、収集したい情報を網羅的に集められるように心がけることが重要です。Questでは収集したい情報やエキスパートの属性に合わせて、インタビューガイドを作成するサポートも行っております。

対象者の出現率をベースにパネルを選定

エキスパートインタビューにおいては、対象者の出現率を考慮してパネルを選定する方が望ましいです。エキスパートであっても消費者向けのアンケートパネルに登録されているケースは多く、出現率が高そうな対象者を設定している場合には消費者パネルを通じてリクルーティングが可能です。その場合コストを抑えたり、一般的な意見をヒアリングできたりといったメリットを享受することができます。一方で、出現率が低そうな対象者に対しては、専門家パネルを通じてリクルーティングした方が確実に調査を実施することができます。

新規事業企画の判断材料として使われるエキスパートインタビュー

エキスパートインタビューは、新規事業に関わる幅広い情報のヒアリング、業界のシナリオプランニング、エキスパートが利用している製品の評価などに用いられます。特に新規事業立案のコンテクストで利用されることが多い調査手法です。

新規事業開発に関するリサーチ

新規事業企画案が業界において受け入れられるかというコンセプトに関するインタビューから、業界の全体観・トレンドのヒアリングまで、幅広く新規事業開発に関わる情報をヒアリングすることができます。

シナリオプランニング

特定業界の動向に対する意見を業界の勤務経験者やエキスパートから集めることにより、今後の全社・事業戦略や投資戦略の立案に役立てることができます。

製品に対するユーザー評価

エキスパート向け製品を利用しているユーザーから製品の利用体験や感想等を把握することで、競合調査や自社商品の改善に生かすことができます。現場で実際に使用している声を拾うことができ、普段の生活ではなかなか現れてこない対象者にもインタビューを実施することが可能です。

セミエキスパートインタビューの調査方法・調査の流れ

Questでエキスパートインタビューを実施いただく場合、下記のような特色がございます

  • 充実した提携パネル
    Questでは複数のアンケートパネルと提携しており、様々な条件に合致するような候補者の方々をリクルーティングすることが可能です。
  • 最短1日でインタビューを実施
    Questでは最短でインタビュー設定の依頼があった翌日のインタビュー実施が可能です。インタビュー・リサーチに関わるオペレーションのDXを進めており、効率的かつスピーディな対応を実現しています
  • インタビュー実施に関わる負担の軽減
    日程調整や謝礼進呈だけでなく、事前調査の設計も弊社で行うことが可能です。スクリーニングの条件や候補者の要件をお伺いしたうえで、弊社側で事前調査を設計することが可能です。(貴社作成の調査票にて実施することも可能です)
  • アウトプットのクオリティ
    Top Tierの戦略コンサル出身者が自ら実践する中で繰り返しアップデートしている手順や資料フォーマットを用い、高いクオリティーのアウトプットを納品いたします。デプスインタビューに関しても、インサイトを抽出するうえで質の高いまとめ方を提供しております。

STEP1 事前打ち合わせ

調査の背景や目的をご共有頂くとともに、インタビューの対象となるエキスパートの方の条件などを相談させていただきます。Questでは業界・職種レベルにおける幅広いエキスパートインタビューが設定できます。
※補足:特定業界の特定役職・部門・経験というような出現率の低いエキスパートに関しては通常よりお時間をいただく場合がございます。

STEP2 対象者リクルーティング

Questが提携しているアンケートパネルにスクリーナー用アンケートを配信し、条件に合致する方には別途電話での確認を行って、インタビューの候補者を共有させていただきます。

※補足:1つのセグメントに対して、6~10名ほどインタビューすることが良いとされています。あるテーマに関する定性調査を被験者に対して行う際に10名前後のインタビューで80~92%の新しい気づきをカバーすることができるからです。

STEP3 インタビュー実施

インタビュー当日のインタビュアーは弊社にて実施することも可能です。インタビューガイドの作成も弊社にてサポートさせていただくことが可能です。

Questがインタビュアーとなって実施する場合、インタビューメモをリアルタイムで共有いたします。クライアント企業様から追加で質問がある場合はそちらでご指摘いただくことが可能です。

STEP4 納品

基本の納品物はインタビューの録画となっております。オプションでインタビューサマリーシートや分析資料を納品することも可能です。詳しくはお問い合わせください。

セミエキスパートインタビュー の実施をご検討であれば、まずはお気軽にご相談ください。
漠然と検討している段階の方からのお問い合わせも歓迎です

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セミエキスパートインタビュー で使えるアンケート (質問項目) テンプレート

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実施企業数

40
社以上

調査実績

225
件以上

Intv.実績

2,120
人以上

提携パネル数

1,900
万人以上

主なリサーチャーのご紹介

加藤 直樹 | Naoki Kato
加藤 直樹 | Naoki Kato
東京大学法学部を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループ (東京) に入社し、コンサルタントとして活躍。2019年に株式会社 Quest に Join。認知度調査や市場規模調査等のマーケティングリサーチに強み。
近藤 恭平 | Kyohei Kondo
近藤 恭平 | Kyohei Kondo
北海道大学工学部卒業後、エニグモ、リクルートを経て、スタートアップを共同創業。同社退職後は BCGデジタルベンチャーズを経て、株式会社 Quest に Join。事業オーナー目線でのカスタマー・エキスパートリサーチに強み。

セミエキスパートインタビュー の実施等に関するご相談はこちら

漠然と検討されている段階の方から、明日調査を開始したい方まで、幅広く対応いたしますので、まずはご相談ください。以下フォームに記載可能な範囲でご記入いただけましたら、内容確認後に担当より遅くとも2営業日以内にご連絡いたします。

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